2013年03月28日

うなぎ犬

それはサバゲの帰り道のことである。

ゲームの帰りは大体いつもダメンフィスと地元で飯を喰らうのだけども、
いつものように国道を走っていたら脇にある看板がふと目につきましてね。

「和食レストラン とんでん」

とんでんとは北海道、関東を中心に店舗展開してるレストランなんですが
価格設定がちょっと高いので意識して行こうと思ったことがなくてですな、
小さいころ親に連れてってもらった記憶しかないんですよ。

WJ「そういえばサバゲー帰りに『とんでん』で飯くったことないなぁ」

ダメ「とんでんとコンツアーには縁がない」

唐突に言い放った後、脇目も振らず軽自動車のアクセルを踏んでる
ダメンフィスの一連の流れがなんかおもしろくてですね。
アホなT-800とアホなジョン・コナーの車内のやりとりみてえだなぁって。



お互いアホなのを免罪符に、ダメンフィスに「明日は砧、警備」って教え込んだら、
コルト・コンバット・エリートをぶっ放すときにちゃんといってくれるのかしら…ドキドキ

話を戻す。

確かにその通りである。とんでんとコンツアーには縁がない。

ウェアラブルカメラっていうんですかね、頭につけてサバゲー動画撮ったりとかするやつ。
YouTubeやニコニコ動画でよくアップされたりしていますが、当事者及び参加者しか
なにをしているかわからないのがボトルネックになってる気がしまして
激しい息遣いとともに見えない敵(カメラの死角)に向かって描かれるBB弾の軌跡は
シュールさでいえばかなりの上位にきそうなもんだと思うのは決して私だけではないはずである。

それ自体は編集次第ではコンテンツとしておもしろいものになり得るかもしれませんが、
エクストリームスポーツにある「この状況下でしか見られない迫力映像」でもなし、
サバゲーって基本地味ですからね。

なによりも人に見せるものとして形成されていない未編集状態でアップされてる比率が
圧倒的に多い気がするんですが、まぁ遡るとミリブロ全般にもそれはいえるのかなぁと。
散々お金かけて集めたであろう装備写真が縦横逆で貼られてたりとか、
ひたすらぶっ壊してる記事が連なってたりとか、やたらでかい写真だけ貼って終了とか、
「この人のモチベーションフローはどこなんだろう?」とモニターの前で首をかしげたくなるのですが
一周してちょっとクセになる時もあるわけでして。否定とか肯定とかじゃなくて純粋な疑問というやつ。

こんなこというと身もフタもないんでしょうけど、
サバゲ動画に限らずタクトレ動画(垂れ流し系)とかその辺の動画みてると
俺たちのサバゲー」とか「高橋尚子のマラソンしようよ!」とかの
どの市場を狙ったのかわからないコンシューマゲームが発売されたときの
なんともいえない感覚に近いものをふつふつと感じるのですよ。
経験者はわざわざPSPやプレステ2でサバゲやマラソンなんぞやろうとも思わないし、
その媒体ならではの遊びを追求するだろうなって。

ダメンフィスとそこらへんについてファミレスで飯喰ってるときに話したんですが

「サバゲやタクトレやってる自分自身が好きで、
  媒体になってる自分のことをみんなも好きっていう設定なんでしょう」って結論に。極論ですけど

立ち回り武勇伝がテキスト形式なのか動画なのかっていう、
多分そこが「あまり縁がない」という決め手なのではないかと思う。
むしろそこまでポジティブにもってかないと撮影→編集→アップロードっていう
プロセスのどっかでふと賢者タイムに入ってしまうだろうし。特にエンコード中。

私がコンツアー渡されたら…なにを撮ろう。
「自転車の空気入れてるシーン」とか「ちゃんと切符いれたのにエラーで改札閉じた瞬間」とか
「自販機のつり銭口からつり銭とったけど、心配になってもう一回つり銭口に手を入れた瞬間」とか
終日コンツアーつけて地味にも程があるシリーズとかを撮りたい。

賢者タイムといえば今だからいうけど過去のゲーム記事とか思い当たる節が多々あって、
明確な意思表示をしなかった身から出た錆なんですけど、なんかよくわからないまま
うねりに巻き込まれた結果の写真を370×272pxにリサイズしてるときとか

「あぁ、なにしてんだろな俺」って。

リスキーシフトした結果のツケを身をもって知ったわけですが、
それはその当時起こるべくして起こった結果だったので後悔はないのだけれども
反省はすべきだなって。すぐ忘れるんだけど。

「正しいことっていうのはいつだって凡庸で、曖昧で繰り返し検証に耐え得る」
って、とある小説に書かれてましたけどほんとその通りだと思いますわ。






Posted by ダブルジェイ at 02:27│Comments(7)
この記事へのコメント
> この人のモチベーションフローはどこなんだろう?
> サバゲやタクトレやってる自分自身が好きで、
> 媒体になってる自分のことをみんなも好きっていう設定なんでしょう

こういう思考は私もよくやっちまいます。
んで、「崇拝する者とされる者の混同」という、『高い城の男』の一節がおもわず
脳裏をよぎったりするわけです。うまいこと商品化された自己愛、という言い方も
可能かもしれませんけど。

> 私がコンツアー渡されたら…なにを撮ろうか。

通勤電車の中でうかつにこれをやると、ひとり笑いをこらえ切れなくなった反動で
妙に怖い顔になってしまい、いっそう収拾がつかなくなることがあります。そこで
会社の後輩の女の子に遭遇したこともあります。人生って良くできています。
 
Posted by 強力わかもと労働組合 at 2013年03月28日 02:57
コメントありがとうございます~

強力わかもと労働組合さん>

>こういう思考は私もよくやっちまいます。

わからないことは口に出さないほうがいいんですけど、
わからないことを無理くり自分の言葉で補完することで
異質さをなじませようとしてるんじゃないかと思います。
褒められたもんじゃないですけどね。どっちもどっち的な。

>会社の後輩の女の子に遭遇したこともあります。人生って良くできています。
お金のかからない遊びですけど、やっぱり遊んだらそれなりのものは払わなければいけないんでしょう。
Posted by ダブルジェイダブルジェイ at 2013年03月28日 15:29
以前、友人が結婚する際、動画がメインで撮れるようなちょっとしたカメラを買ってみたことがあります。(ソニーのブロギーとかってやつ)
ですがもともと写真を撮るとかという文化のなかった自分は、すぐに使わなくなってしまったので、あるとき思い立って安物のマウントリングと100円ショップで売ってるピルケースを組み合わせてガンカメラケースを製作。
ウェアラブルカメラとはちょっと違いますがガンカメラでサバゲをいくつか撮ってみたことがあります。

そこで痛感したのですが、面白い映像=現場にいる人が楽しんでる状態、瞬間(撮影してる自分)とはかなりの開きがあるという事でした。、
相手の裏をかくべくこっそり裏のルートを迂回するとか個人的に凄く楽しいのですが、映像にしてしまうと非常に面白くない。(ガンカメラだからなおさらでした)
見てもらう映像として仕上げるためには、相当な編集努力とアイデア、ウェラブルとガンカメラの併用という勢いでないと厳しい気がします。
楽しいを伝えるのは本当に難しい。るんるんしてた自分は勢いだけかと思われますが、アレはアレで計算してあるんです(うろ覚え)

個人的には、たとえばベテランスナイパーの位置取りや狙撃のタイミングが判るような個人視点動画とかあったら是非みてみたいなぁとか思います。けれどそうなると、万人が見て面白いというものではなくなってしまうかなとも感じますね。
Posted by がせ at 2013年03月28日 20:05
メットにカメラつけてFPS視点で撮ってみたやつ多いですね。
私もサバゲを知らない知人に動画を見せた時の感想が
「もっとドンパチやって迫力あるほうがいい」
と指摘を受けました。

動画の場合撮影もさることながら兄さんの言われるように編集努力とが重要なんですよね。海外のサバゲの動画見てるとちょっと考えさせられます。
私も未編集で動画アップしてる身なんで色々考えさせられました。
Posted by corgicorgi at 2013年03月28日 21:15
コメントありがとうございます~

がせさん>

おっしゃるとおり基本は人の裏をかいたりするのが主になりますんで、
観る側と撮る側の着目点の違いによる温度差が生じるのは
ある意味サバゲーらしいといえばらしいので、仕方のないことなのかもなぁって。


corgiさん>

FPSゲームとかで一人称視点の受け皿ができているとは思いますが、
サバゲー動画ともなるとその受け皿以上の「他人のFPSゲームプレイ動画」を見ているような傾向が強くてですね。ゲームだったらレベルデザインで適度なメリハリがありますけど、実際のサバゲーは地味ですからねぇ。難しいですね
Posted by ダブルジェイダブルジェイ at 2013年03月28日 21:43
前回の自分の書き込みって、微妙に文意が取りづらいのでしまったぜ、と密かに思って
いたのですが、両義的でしかも的確なレスをいただき多謝です。流石です。

> わからないことを無理くり自分の言葉で補完することで
> 異質さをなじませようとしてるんじゃないかと思います。
> 褒められたもんじゃないですけどね。どっちもどっち的な。

自己権威化の度合は違えど、基本的にはオ○ニーのバリエーションだろという状況。
しかしできれば、第三者の目にも見ごたえのある○ナニーでありたい! というのが
せめてもの心意気かなーと思います。
なんかのはずみで「0」が「1」になる瞬間があるかもしれませんし。
そんなの上手くいくかどうかわかりませんけど。
Posted by 強力わかもと労働組合 at 2013年03月30日 11:19
コメントありがとうございます~

強力わかもと労働組合さん>

サービス精神が一周してしまえばトルクが生まれ、
引けないバネも無理やり引けてしまうかも。

http://www.youtube.com/watch?v=ilK2DCa6VB4

言語の違いよる解釈の自由さと楽しみ方の本質の違いってやつが結局は「隣の芝生は青く見える」というやつなののかもしれませんけども。
海を越えた先の変な安心感もあるのかもしれませんね。

同じ子供でも海外と日本の動画では「エアガン撃ってみた(悪戯)」系を
見た際の「ハラハラさ」とか「勘弁してくれよ」って度合いが違いますからなぁ。
Posted by ダブルジェイダブルジェイ at 2013年03月30日 17:54
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