2012年06月23日

ベルフェゴール

狭い門からはいりなさい。滅びに至る門は大きく、その道は広いからです。
そして、そこからはいって行く者が多いのです。
いのちに至る門は小さく、その道は狭く、それを見いだす者はまれです。

(マタイの福音書7章13~14節)


一時のヘブンの代償は、その後の人生に多大なる苦痛を伴うことになる。
車椅子に乗せられた男の瞳には、本来在るべきであろう光は宿していなかった。

ダメ「…目を覚ましたら、目の前に2本のピンク色をした…」

虚ろな眼差しのまま、か細い声で呟いた。
教官とのヘブンのあとに何が起こったのだろう。もう僕の声は彼には届かない。

ダメ「目を覚ましたら2本の『禁則事項です』で囲まれた俺の気持ちがわかるか!!(実話)」

激高、拒絶、諦観。ありとあらゆる感情が混ぜ合わされ、
アレルギー反応のような感情の爆発が起きた。その刹那に訪れる無限の空虚。仮面舞踏会。

ダメンフィスはホセみたいになっちまった。


-ゲーム当日-

石油王の車に揺られながらの道中のやりとりを、私は強く覚えている。


JJ「えー、前にもお伝えしましたが、今日はウォーズマン教官と十兵衛軍曹が参加しま…」

石油王「なんでそんなめんどくさい人達を連れてくるんですかっ!!!!」


まるでお手本のようなリアクションだ。この二人の厄介さは石油王も実によく知っていた。
逆の立場だったら多分私も同じことをいっていただろう。

ボルト参加にも関わらず場合によってはゲームバランスを変えてしまう二人組。

某フィールドのイモ洗い定例会ではアタッカーよりも前にでていた結果、
スナイパー先導の下、ハイサイアタッカーが後に続くという珍現象を起こしたのは記憶に新しい。
記憶に新しいというかそもそもなんでそんなことになるのか未だによく理解できてない。
そして唯一無二で私が本能で理解してるのはこういうことだ。

「この人達、本当にアタマおかしいからみんな逃げてっ!!!!」

十兵衛軍曹については当ブログのコラムでご存知の方も多いだろうが、
前回のヘブン写真でもわかるようにウォーズマン教官のヤバさも
ソレと同等ないし、下手したらソレ以上のものがあるのかもしれないのだ。


プロテックのヘルメット被って終始ムフムフいってる人物がいたら近づいちゃいけない。
そいつはファイティングコンピューター・ウォーズマンだからだ!!

なんつったってM14に付けた革のスリングのテンションを目いっぱい張った挙句
「ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛っ!!!」と悶絶してる人ですからね。

目いっぱいテンション張ったもんだからマガジン入らなくなっても、
「これはM1ガーランドだっ!ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!!」っと悶絶してる人ですからね。

完全に壊れてる ということはある意味で 完全無欠 ということなのかもしれない。

ウォーズマン教官と十兵衛軍曹の二人組は、僕が今まで知り合ったサバゲー関連の人でも
黄金聖闘士クラスにブチ切れた人達であることはまず間違いない。

セーフィーで合流するや否や二人からテンションの高い挨拶と歓迎をうけた私であったが、
その一部始終を見た石油王が「大変な人達と知り合っちゃいましたねぇ」と
他人事100%(リスペクトいちご100%)でぼそっと呟いたことを私は生涯忘れない。

-チーム分け-

ミーティングも終わり、いよいよチーム分け。
ウォーズマン教官と十兵衛軍曹と私は同じ黄色チーム 

というわけで皆さん解散 といいかけたとき、1人の男が猛抗議した。

石油王「あの二人のスナイパーやばいですって!
      バラバラに振り分けるべきですって!本当なんだから!!」

またまたぁ~と皆に窘められている様はまるで最年長の狼少年のようであった。
半そで半ズボンの石油王がそこには確かにいた。

Baby,come on! Don't stop music!

私は石油王をフォローできず、ただじっとその場で傍観を決めていた。
それに加担したらあの厄介な人達のどちらかが敵になってしまうからである。
防衛本能 しかたないね。

石油王の必死の抗議も虚しく結局メンバーの変動はなかった。

石油王の予感は正しい。

1+1は2ではない。
両手にベアクローをはめ、二倍のジャンプをし、いつもの三倍の回転を加えて
必殺技スクリュードライバーを放つと1200万パワーになる恐ろしい二人組なのだ。

この日の私の装備はクリンコフとパルチザン迷彩だった。残念ながらその写真は1枚もない。
予め「M14持って来いよ」と軍曹からいわれていたけど却下した。
電車ユーザーにとって長いM14を持っていくのはなかなかに酷だったりするのだ。

しかしながらこの日持って行ったクリンコフが2ゲーム目にして
「フロント基部がごっそり外れる」というアクシデントで、その全長さながらに短い天寿を全うした。

予備銃はないのでハンドガンに切り替えようとしたときに十兵衛軍曹からこういわれた。

「俺の持ってきた14使いなよ」

まるでこのアクシデントを予想していたかのような計らいだった。
海兵隊の神様ってやつはなにがなんでも私にM14を使わせたいらしい。
そもそもこのアクシデントも二人に仕組まれたものじゃないかって今でもたまに思うんだ。

-お昼休み-

汗に濡れたパルチザン迷彩の上着を脱いだ刹那、私はウォーズマン教官から
「筋肉チェックッ!!!」とトレポンのようなレスポンスとともに肩口を押さえつけられた。

教官の本業である「お茶製造」の工程で培われた(この工程を柔捻といいます)マッシヴな腕に
押さえつけられた私は身動きがまったくとれない。

時には強く、時には優しく上半身をくまなく揉みしだかれるというセクシャルハラスメント。
永遠に続きそうな陵辱。ひゃあああっう!!なにこれ!!JJ電気走っちゃいまつっっっ!!!!

そして未完成・未発達ながらも一抹の変化を感じ取ったのか、教官は私にこう告げた。


教官「いいか、JJお前はスクールを通して生まれ変わったんだよ!!!わかるか?
          もうあの頃のお前じゃないんだよ!!!!わかるかJJ!!!!!」




おーーーーっと いつも無表情なウォーズマンが笑ったーーーーーっ!!!!

なんだか状況がよくわからないまま「はぁ、ありがとうございます」と返事をすると
テンションがあがった教官と軍曹からのサプライズ報告がまっていた。

教官&軍曹「お色直しだ」

胸にワンインチパンチをもらったと同時に身包み剥がされマーパット迷彩に
着替えさせられることになったのだ。げええええええええええええっ!!!

ちょっちょっちょっ!!!ラジカセでGET IT ON 流してんじゃねぇぞ!オイ!!!!




「JJ、マーパットはカッコいいだろう?」

「う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛う゛」


「JJ、マーパットはカッコいいよなぁ?」

「う゛ァイッ!!!」


「JJ、マーパットといえばやはり実物放出品1択だよな?」

「う゛ァイッ!!!う゛ァイッ!!!」



チーン

わぁい マーパット JJマーパットだいすき

アイマスでルート選択によっては覚醒美希になるように、
ルート選択によってはJJも覚醒JJにもなるわけなのだ。
私自身は一切ルート選択していないのだけれども。

恐ろしいことに写真のTシャツとメガネ以外はすべて借り物である。
銃もカバーもBDUも。そして心すらも。

虐殺器官というSF小説にこのようなことが綴られている。

「ここにいるわたしという自我は、常に一定のレベルを保っているわけではないのです。
           (中略)わたしやあなたはたえず薄まったり濃くなったりしているのです。」

「わたし」とは要するに言葉の問題でしかないのです。

カフカの小説「変身」では主人公は目が覚めると巨大な毒虫になっていたが、
ソレと同じように私も目が覚めると海兵隊新兵になっていたわけなのである。
毒虫と海兵隊の違いはあれど両者に共通しているのは不条理そのものに他ならない。

そんなこんなでいろいろあったゲームでしたが、二人のスナイパーコンビも
終始楽しい時間を過ごせることができたようでなによりでした。
なんか分隊支援火器戦でやたら静かだなぁと思ったのは私だけでしょうか?

兎にも角にも参加されたみなさん、報告が遅くなりましたがお疲れ様でした。
またどうぞよろしくお願い致しますかしこ。


-エピローグ-

JJ「あ、ウォーズマン教官。このマーパット洗って返しますんで次会うときに…」

教官「いいよ」

JJ「へ?いいよってなんですか?」

教官「そのマーパットあげるよ」


トクン






Posted by ダブルジェイ at 03:25│Comments(6)
この記事へのコメント
何を手伝うのかさっぱり分かりませんが。
一部始終の目撃者&当事者の一人としてこれを読んでいる事情を良く知らないみなさまに申し上げなければなりますまい。

「この一連のお話は一切盛ってありません。まさしくこの通りの事柄がこの順序、内容で行われました。」

久しぶりですよ、ブログ読んで腹抱えて笑ったのは。w
Posted by なま at 2012年06月24日 20:54
あっ、書き忘れた。w

>防衛本能 しかたないね。
そのせいであの二人をまともに相手するはめになったんだぞ、こら。orz
Posted by なま at 2012年06月24日 20:57
コメントありがとうございます~

なまさん>

ご協力感謝致します(白目で)

なんかライトノベルみたいな内容だけど(そうなの?)
おっしゃられてるとおり概ね実際に起こったことですからねぇ。

私はもうマヒしてるからわからんのですが、見てるみんなは
どこまでウソでどこまで本当なのか判断に困りながら
分厚い強化ガラス越しに被験体をみてるような感じなんでしょうなぁ。
Posted by ジャン・ジャラジャン・ジャラ at 2012年06月25日 00:57
あっ、書き忘れた。w

なまさんも確かマーパット持ってましたよね?チラッチラッ
Posted by ジャン・ジャラジャン・ジャラ at 2012年06月25日 01:05
JJさんが『アへ顔でダブルピース』する日も近いんですね♪
Posted by サックンと愉快な仲間達とパシリ数人 at 2012年07月03日 09:12
コメントありがとうございます~

>サックンと愉快な仲間達とパシリ数人さん(長いな!

近いですね。でも実写のアヘ顔ってパンチが強すぎるので
惹かれない程度にがんばりたいとおもいます。
Posted by ジャン・ジャラジャン・ジャラ at 2012年07月03日 21:49
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