スポンサーサイト


上記の広告は1ヶ月以上記事の更新がないブログに表示されます。
新しい記事を書くことで、こちらの広告の表示を消すことができます。  

Posted by ミリタリーブログ at

2013年11月01日

ガオガイガー

新宿には虎がいる。

鮫ではなく、虎である。学生の頃、新宿をブラブラ歩いていると
虎の面を被った奇抜なオッサンと何回かすれ違ったがそれ以上のことはなかった。

あれから十年。私は再び新宿に戻ってきたわけだが、
昼休みに靖国通り沿いのABCマートにブーツを見に行った道中、再び虎に出くわした。

新宿虎についてはこちら

スターバックスのオープンテラスでコーヒーをしばいていたのである。
おもくそ面が割れてて、なんだか見てはいけないものを見てしまった気がする。

最初はハロウィンで浮かれている輩かと思ったけれども、
よくよく見てみれば傍らには普段から携帯していると思われる
薄汚れたつがいの虎のヌイグルミが横たわっていた。歴が違う。

そのまま会社に戻る道中では横断歩道でカラーコーンを被った女とすれ違った。
ジャージ姿の右胸に「カラーコーン」と手書きで書かれたゼッケンが縫いつけられた女である。
東京プリンのカラーコーン版みたいな。

「ハロウィンとはちょっと違うよな?」と思いながら振り返って今一度カラーコーンの女を見る。
人ごみの中で頭4つ分飛びぬけたカラーコーンの女はまっすぐ駅の方に向かっていった。

立て続けに不可思議な情景を見たわけだが、あれは夢だったのかもしれない。

そういえば新宿のABCマートでレッドウィングのブーツを試し履きさせてもらったとき、
「意外と軽いですね」と店員にいうと「手で持つと重力が働きますからね」と
店長からまったく意味のわからないセールストークをされたのを今ふと思い出す。

思えばおかしいことだらけである。

朝、新宿から新宿三丁目を歩いているときにかならずすれ違う人物がいる。
180センチをゆうに超え、でっぷりとした体躯のドレッドおさげ黒人女。

指定喫煙所にたむろし、アイフォンを見つめながら独り言をつぶやき
ちょくちょく液晶に睨みをきかせる市川海老蔵もどき。

それぞれにきっと物語がある。さながらパルプフィクションのように。
私もその中に組み込まれているのだろうか。

新宿はまことに不思議な街である。

そしてこの面子でアベンジャーズが結成されるとは
この時の私は予想もしていなかった(手渡されたキャプテンサイタマの衣装に狼狽しながら)  


Posted by ダブルジェイ at 01:19Comments(0)