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Posted by ミリタリーブログ at

2013年04月29日

イニシアチヴ

ブラックウィドウのSASを修理したのは「真性のエレクチオン」で既に述べた。

無事に組みあがりいざ試射しようと思ったら、そういえばメカボとグリップ周りしか
預かってないという愚かな現状に気づき、慌てて連絡をとったのが少し前の話である。
あんまり女性の持ち物を預かりたくない(気を使いたくないというエゴ)ので
「なんか外から見えないように適当な袋に入れてきてください」と頼んだわけである。



よりにもよってBEAMS WOMEN'Sの手提げ袋に入れて持ってきた。平気でそれをやってのけた。

レインボーカラーにWOMEN'Sの表記だなんて、この手提げもってる私はハタからみたら
完全にゲイ扱いではないか。これはこれで別の意味で職質にあってしまう。

「大いなる力には、大いなる責任が伴う」 スパイダーマン

力と責任の所在は私にはこれっぽっちもないのだけれど、万が一に備えて
気を引き締めていこうと思った次第です。気を引き締めたところで手提げ袋の両面には
レインボーとBEAMS WOMEN'Sの表記がばっちりあるのでどうしようもないんですけども。
もしも、レインボーがあしらわれたBEAMS WOMEN'Sの袋を持ってた怪しい男を
職質したら中にはサブマシンガンが入ってたとしたら警察だって対応に困るだろうよ。
「完全に狂っている」と認識せざるを得ない。

流石に剥き身ではなくシュマグに包まれた状態だったのだけれども、
いざ組み立てようと思ってシュマグの包みを解き、ブワサッと広げたらなんか香水だかなんだか
よくわからないけどもすっごい甘い香りがして…アイエエエエ! 甘い香り!? 甘い香りナンデ!?
マンガ「ザワさん」で、女子ながらに野球部に入った主人公・ザワさんが
練習後に水のみ場で水浴びた後、なーんか甘い匂いがするのに気づいた男子部員が
「なんでだよ?汗くさいのは水で流しただけじゃおちねーだろ!!」って
疑問に思う回がありましたがまさにそんな感じで。
普通シュマグってカビっぽい生地の匂いしかしねーだろって!!!

この3年間の僕のミリタリー趣味の中では体感したこともない
二律背反的オブジェクト配置(甘い香りと銃)に狼狽せざるを得ないわけで。
このパターンは新しすぎて脳が誤作動を起こしかけていた。



誤作動を認識しつつも、淡々と組み上げざるを得ない。
事実、動揺してホップダイヤルの強・弱の向きを間違えて回したりしていた。何回も。何回も。

もうやだ!もうやだ!これはおかしい!こんなの僕じゃない!!ってすぐに組み立てて
「直したから早く引き取りにきてね!!」って逃げるようにアナウンス(我が身の保身)をしたわけだが
修理代と一緒に「ご迷惑おかけしました」ってどこかで買ったと思われるスイーツを渡されて
私の中での異質感はピークに達してしまった…アイエエエエ! スイーツ!? スイーツナンデ!?
ハタからみたらサブマシンガンとスイーツのブツブツ交換みたいになって、
たしかアフガニスタンにおける自転車とAKがブツブツ交換されるレートと一緒じゃねぇかと。
どんだけ甘いものの希少価値が高えんだよ!と思いつつ「じゃあね!」と
目を合わさず逃げるように自ら去っていったわけである。

なんだ一体!なんなんだ一体!!!この極例は!!!と自問自答する。
(途中で普通にコンビニATMでお金おろしてた)
その時、手持ちの携帯が鳴った。

もう一つのサバゲーにおける極例「ウォーズマン」からだった。

ウ「あぁ、もしもしJJ、今大丈夫?ごめんねぇ~」

極左と極右的状況変化を1日で二度味わうことになる。状況開始

ウ「わかるよ、JJ。ブログで綴っているおまえさんの変態に対する見解…わかるよ」

5分後

ウ「だがなJJ。スナイパーというポジションよりも悦に入りやすいポジションは分隊支援火器なんだよ」

10分後

ウ「変態は目を見ればわかるんだよJJ。お前にもわかるだろう?」

15分後

ウ「ミニミがかっこいいのよ」

20分後

ウ「だからいってやったのよ。これ狙撃銃やぞ!?って」

25分後

ウ「中国のことわざであるでしょ。狂ったふりをして相手をだますみたいな…即ちソレよ…」

30分後

ウ「じゃあそろそろ切るわ。はいはーいじゃーねー」

プツッ…ツーツー



平常心というものがよくわからなくなり放送室に独り立てこもって
リアルソードのドラグノフの整備を行うことにしたWJだったが
BDU着た人たちに取り押さえられることになる(勿論スローモーションで)  


Posted by ダブルジェイ at 17:14Comments(2)

2013年04月27日

東京スカパラダイス



えー突然ですがSCAR-L。
最近SCARをブヒらせるのが巷で流行っておりますので、
私ぐらいは素で使ってみようかなと思い仕入れてみました。

マルイ次世代かと思った? 残念! D-BOYでした!(慟哭)

A-BOYはakihabara boy
B-BOYはbreakin' boy
J-BOYは浜田省吾

D-BOYといいますと真っ先にテッカマンブレードのDボウイが思い浮かぶのが
30歳の哀しい性といいますかな。劇中ではDボウイのDはデンジャラスの意なんですが、
そんな曰く付きのD-BOYって名称を起用するところからして地雷臭がプンプンするであります。

で箱出しで初速は0.25で80m/sとこれまた普通。ギアノイズもそれほど酷くなく拍子抜け。

でもまぁやっぱり箱出しで使う気はさらさらないので、オーバーホールとして分解開始。
これが後に悲劇をもたらすことになるとは…


メカボご開帳。なんか怪しい茶色グリスでベタベタしてるので全洗浄&シム調整。
セレクタープレートとノズルは専用品。ノズルなんぞ29mmもありまして
「これ破損したら代用品ないじゃん」って思っていたら、床に落としてしまい
「おっとっと。どこ行った?」と向きを変えた瞬間、椅子の脚で踏ん付けてパキっとノズル破損。



終了のお知らせ。

やばい…代用品がない…。スタンダード電動ガンだと21~25mmぐらいじゃないか…

考えろWJ。人間は考えることで進化してきたのだ。そうだろWJ?

なにもスタンダード電動ガンというカテゴリーで考えなくてもいいじゃないか。
そうだ次世代電動ガンのノズルってめちゃくちゃ長かった気がするぞ。
すかさず「次世代電動ガン ノズル 長さ」で検索をかまして出た答えが次世代M4用全長約52ミリ。
これを29mmにぶった切ってつかえばいいじゃないか。



「WJ!代用の効かないノズル破損で死んだはずじゃ(モチベーション的に)…」

「残念だったなぁ。トリックだよ。……自分でノズル破損させてから、
 ずーっとメカボ組立を想い続けてきた。よぉやくその日がやって来た。長かったぜ(ノズル長が)」

芝居がかってますけど、一人で壊して一人で直しただけなんですけどな(真顔)

でまぁ次世代用ノズルを29mmに切って組み込み試射してみます。
スプリングも交換したしピストンとシリンダーの気密もとれているのを確認。さてさて…

0.25gで65m/s



ええええええええええ!!この初速の落ち込みはなんぞ?!と調べてみると
どうやらノズルの口が広すぎてBB弾が1mmほど後ろにずれてしまいノズル長が足りてない様子。
ははーん、初速が落ちたのはこれだろうな。
G3SASのときも間違えてM4用のノズルを組み込んで初速が落ちましたからな。
(M4用ノズルはG3用よりちょっと短い)



原因はわかったぜ。トリックだよ…。

というわけでせっかくなので前からやってみたかった「ノズル延長加工」を結構。
長かったものを短くしたのにまた延長するとはこれ如何に?!
5mmのアルミパイプ圧入&接着してチャンバーに仮組みしてノズル長を確認。
チャンバーが透明ポリカなんでこういう確認作業のときはありがたいですな。
んで目視で確認。給弾にも支障が無く、チャンバーパッキンとの接触も最適なノズル長だぜ!!
やるまでもねぇけど試射でもしてやるかな。やれやれだぜ

0.25gで65m/s



アイエエエエ! 65m/s!? 0.25gで65m/sナンデ!?
風が語りかけます。おかしい…。おかしすぎる。

バネか!?ピストンか?!シリンダーか!?いや気密は確認したはずだ!!と
ネットで調べてみるとこんなことが書かれているじゃないですか。

「ノズルからのエア漏れもバカにできないので気密の確認はノズル込みで確認しましょう」って。

これだ!!!一応シリンダーヘッドの方にはシリコングリス塗ってあるんですけども
ノズル込みで気密を確認してみると「プチプチプチ…」とグリスからエア漏れの音が…。

おまえか!!!!!!

どうやらグリスの粘度が低すぎるようなのでここは伝家の宝刀「アンチウェアグリス」を塗布。
ベッタベタのグリスなのでトリガーのバネとかちっこいパーツが飛ばないように塗るぐらいしか
使ってませんでしたが、ようやく初めてグリスとしての使い道を見出せたぜ!!!というわけで試射。


0.25gで80m/s

またベネットのアイエエエ顔が来るかと思った? 残念! さやかちゃんでした!
ようやくだよ。結局散々苦労して箱出しに戻ったよ…。まぁD-BOYが悪いとかじゃなくて
ノズルをうっかり破損させた私が悪いんですけども。

そういえばフルオートで撃ってないことに気づき、セレクターを切り替えて試射。
サイクルはどんなんかんなーん?

結果・セミしか利かない



一瞬心が折れそうになったんだけども、ここまでやらされると原因究明こそが
唯一のレゾンデートルになっているのでもう後には引けないわけで。

メカボを組み込むときにセレクタープレートに干渉してるんじゃないかなって
慎重に慎重を重ねて組み込んでみる。

結果・フルしか利かない



ここじゃ物が壊れる。屋上へ行こうぜ…久しぶりにキレちまったよ。

原因判明。どうやらセレクタープレートをスライドさせるギアの外周が小さく、
押し出すストロークが足りないためセミ・フル切り替えがあいまいになるという(1mmの差)
もうね、泣きながらオートウェルドで肉盛りして加工してやりましたよ。おかげでばっちり。

正直ね、SCARってほとんど思い入れもなかったんだけども、
逆にここまで手がかかったらそれなりの愛情が芽生えてきたのかなって。
マルイのSCAR買ったほうが幸せでしょうけど、これはこれでね。おしまい  


Posted by ダブルジェイ at 01:22Comments(7)

2013年04月24日

ヘテロダイン

ようやく「ゼロ年代の想像力」を読み終えたわけですが、
読解ままならぬもヒントというか琴線に触れたものが多々ありましたなぁ。
メモをとるのではおっつかないので本にバンバン折り目つけるという、まぁ教科書的な感じで。

中でも印象的だったのはオタクの変遷描写がとても的を得ていて、
逆差別的ナルシズムな消費者アイデンティティーから、時代を経て、
キャラクター文化のメジャー化に伴い、単に「インドア系の趣味」の一つという
認識になっているということが記されておりましたが、まさにその通りであるなぁと。

この弊害というか産物というのが、いわゆるオタクの機能してない多様化というか
食い合わせの悪い中でも平気で同じ食卓を囲むという、「一つ屋根の下で」的な
不思議な現象が生まれているという違和感がずっと頭に残っていたんですが、
ようやくスッキリした次第ですよ。
キャラクター文化のメジャー化により「痛車」という代表的な表現媒体が
公共の場に氾濫し、まるで市民権を得たようなことになったことがあったけれども、
結局は「インドア趣味」の延長線の話であって、そこに関してはやはり
「俺たちはわかってやっています」的なニュアンスを含もうが含むまいが、
「空気の読めなさ」から脱却できないオタクの気質が垣間見えるわけで。

オタク層が空気を読めない傾向にあるのは、自己のアイデンティティーを
無自覚にキャラクター化するという紛れもない事実に基づいた結果なわけなんですけども、
間違えやすいというか錯覚しやすいのが、「別段オタクではない」と思い込んでる人でも、
自分をキャラクター化する傾向にあれば、結局のところ「空気が読めない人」という
カテゴリーに分けられてしまいまして。むしろ無自覚さという点では後者のほうが強い気がします。

極論をいいますと「このキャラクターだけどわかってやってるから許してね」っていうのと
「(俺と比べて)お前のそのキャラクターは気に食わない」ってのは語感の強さといいますか
諦念か決断思考かの違いなだけで同じ穴の狢というやつですな。

本来であれば島国文化的なゾーニングが各々にされていたわけですが、
データベース社会の昨今では、インターネットによる「ブログ」だとか「SNS」だとかから
自己愛に満ち溢れたキャラクター性が不特定多数に露呈されることになり、
見る側にとってもかいつまんで「(自分に)都合のよさそうな人」を簡単にチョイスできるわけで、
逆にいえば「あぁこいつはもうダメなんだな」という割り切りの判断(誤審も含む)も一入でしてね。



この場合の「都合のよさそうな人」という見立てはいいかえれば、
「自己愛正当化の助長ツール」としてコイツは役に立つであろうというというエゴに陥りやすく、
その流動性も脆弱性も理解しないまま、なにか希望めいたものを抱き
「このコミュニティは楽しい」という悠久めいた思い込みが成立しやすくなるわけです。
まぁ楽しければそれはそれでいいんですけど、いざ実際に行動をとってみると
「笑っているのは自分だけ」という結果もしばしば見受けれられますでなぁ。
この仕組みは「独立している(と思い込んでいる)自分のキャラクターを承認してほしい」という
願いの下に生きている「静かな変人さん」にはとっても都合がよくてですね、抜群の嗅覚で
「都合のいい人」の判断をつけてたりするわけなんですわ。
個人の自由だからまぁかまわないんだけども宗教というコミュニティーに傾倒するも
勧誘する際には「自分と同じ位、もしくは自分より弱そうな人間を選ぶ」という
メタ化現象が生じるのとなんとなく似ておりますなぁ。

社会性が価値を付加する時代はとっくの昔に忘却され、個々の正義めいた判断によって
生み出される価値観というものの危うさだったり儚さだったりがそこにはありましてね。

それによる局地的なつながりは排他的な思考を伴うものであり、「YES/NO」の二択で
「(自分に)都合が悪い人」に対しては過剰なまでに攻撃的になるのも、さもありなん。
いわゆる「敵を作りやすい人達」のというのはこういったメカニズムのなかに
どっぷりと組み込まれており「敵」を作るのも「自分」で、「相手」を「敵」と認識するのも
自分なわけですよ。改めてみると至極当然なのだけれども。

切ない。  


Posted by ダブルジェイ at 22:52Comments(2)

2013年04月14日

尻にパプリカ(黄)

本といえばマンガ一辺倒でしたが、ここ2年ぐらい小説をパラパラと読み始めるようになりまして。
1時間半という長い通勤時間の時間潰しに最適なツールとして重宝しておるわけですが、
逆にいえば読みかけの本を家に忘れて出勤した暁には後悔の念と、
いかにしてこの時間をやり過ごすべきかという思いに苛まれるのもまた然り。

プロットやキャラクターの描写、世界観の甘受的承認も楽しみではありますが、
一番の魅力というものは「普段ぼんやりと無意識の枠に収めて思考停止している現象」を
文章を介した著者の声によって一時的にでも再認識できるところであります。
映画ともマンガとも違い、「言の葉」というものは視覚的・聴覚的な影響がないぶん
琴線への触れ方が一周して残酷とでもいいましょうか。全部読み手のタイミング次第ですしね。

「ゼロ年代の想像力」という本を読み始めているのですが、
ようは90年代からゼロ年代の推移と傾向と差分を社会現象なりマンガなり映画なり小説なり
様々な媒体を通して考察し、来るべき10年代(書いている当時は2008年だとかそんなん)に
我々はどうすべきかというような内容だと思うんですが、創作物におけるキャラクターの概念の話で
「まさにそうだなぁ」と静かに頷いてしまいたくなる文章がありました。

「たとえば『空気を読めない人』とは、自身のキャラクターが、
 物語(コミュニティ)から独立して存在するという誤った認識を抱き、
 他者に対して暴力的に自らのキャラクター承認を求める人のことに他ならない」

そのとおりであると思うです。

多感な時期は皆いろいろな可能性を無防備に抱くわけで、
勝手に思い連ねた自身の特異性を自身の手でアピールする行為というものは
ある種の通過儀礼というか特権であると思うんですけど、
そんな多感な時期が過ぎ、いろんなものがそぎ落とされ核みたいなのが現出するわけですが、
「現実」ってやつと「等身大の自分」との埋まらない溝というか収まりの悪さを目の当たりにした時に、
その収まりの悪さを解消するためには具体的にどうするかっていうと、
結局のところもう一度「自身の特異性」を「自身の手でアピールする」という自覚症状のない
二重の焼き付け作業に入ってしまうんですわ。
合意はとれてるであろうと錯覚しながらの承認欲求とそのお膳立てとでもいいましょうかなぁ。
ブログというものがそもそもそういったお膳立てに都合がいいツールなので、
各所で自己愛全開の記事やコメントが乱立するのもまぁそれはそれで一つの道理なのかもと。
ある程度の年になると、「自分を人に合わせる」のはしんどいので、
「もう自分に人を合わせる」という悪意のない開き直りにシフトしてしまいますでなぁ。

で、若輩の頃と違い周りは大人だから違和感がより際立ってしまい、
結局のところ「裸の暴君」と化す傾向が強くなるという。
裸なんで風邪を引きやすく周りから隔離され、百日咳を併発した自身の現状を
やがてピカレスク・ロマンに置き換えるしかないという負のスパイラル。

度が過ぎると非難の対象となりますが、自分の気持ち悪さを冷静に組んだ上での
自虐でもなく自己憐憫でもない「諦観」ってやつに行き着けば、
思慮深さ、平熱感、安定感といったものの助長につながりまして、
最終的にはその人の等身大の在り方を自らが大声をあげるまでもなく
必然的に知らしめるっていうんですかね。真核ってやつを。
いずれにせよそれらは毒にも薬にもなるんですけども、
毒キノコみたいな間違えやすさと、中毒の自覚症状が極めてわかりづらいので、
分布するにしても致死量にならない程度に少しづつ試食しては痺れて懲りるしか
着実な方法はないんですなぁ。びびびびびびび  


Posted by ダブルジェイ at 14:25Comments(6)

2013年04月12日

マルドゥク

最終電車に揺られ地元駅に到着する。

駅の傍にある「なか卯」で食事をとっていると、
変わった客がおりまして、決まって自分が食い終わると同時に店員を呼びつけては

「こだわり卵の親子丼、なぁかなぁか美味しかったですよぉ?」だとか

「こだわり卵の宇治抹茶ぷりん、なぁかなぁか美味しかったですよぉ?」だとか

ソレ必要なの?っていう褒め称えをして店員を困惑させて去っていく。
週1回ぐらいの頻度で私は足を運んでいるが、それでも結構な高確率で
エンカウントするのでもしかしたら当人はほぼ毎日来ているのかもしれない。
多分悪い人ではないのだが、なんというかやりきれない思いである。

昨日も私が入店すると、当のご本人が光臨しており、
相変わらず「こだわり卵の宇治抹茶ぷりん」を喰らっているのかなぁと
ふと眼にしたら、スプーンじゃなくて指を巧みに使い側面をなぞるようにはわせ
最後の最後まで舐めとっていた。

そして満足したのか店員を呼びつけ

「こだわり卵の宇治抹茶ぷりん、なぁかなぁか美味しかったですよぉ?」と台詞をキメる。

いやそれはいいんだけど、宇治抹茶ぷりんの器が無残に横にぶっ倒れてるんだけども。
散々汚く食い散らかして律儀に褒め称えてるという
いわばモラルゲージの破綻が招く静かな悲劇というのかなぁ。
ぜんっぜんその人の心の在り方がわからなすぎて、きっとこういうのを変人というのだなぁと。

なにがいいたいかというとですね、刃物ふりまわしたり全裸で走り回ったりする極例が
変人と限られているわけではなく日常生活の中にいくらでも変人というのはいるわけですよ。
中には「自称変人」とのたまったり「変人と呼ばれて喜ぶ」という人もおりますが
そんなのは「気持ちが若い」っていうのと「大人気ない」っていうのを履き違えてるような
よくあるパターンなんで睡眠時間を沢山とればいいんじゃないかなって思います。



なんでこんな話かというとサバゲーはこういう「静かな変人」が多いんですよ。
一見普通の人っぽいんだけど突然スイッチが入って異質感をいきなり醸し出すという。

前にダメンフィスとゲーム行ったとき、ゲーム開始のフラッグ前でいきなり知らない人から
「自分ロシア装備なんで~」と距離感ゼロで話かけられたことがあって「まぁ好きなんだろうな」と
軽く受け答えしていたらいきなり「ロシアだけにコサックダンスできますよ」といきなりその場で
コサックダンスし始めましたからね。すんごい勢いで。

いやまぁすごいんだけど「何故に今それをやる?」という。

ザックザックとコサックダンスを決めて満足したのか、すぐに雑踏の中に消えてしまったのだけれども
一部始終を一緒に目の当たりにしてたダメンフィスが、

「地面、耕されちゃったよ」とつぶやいてとても印象深かった。

静かな変人に対するツッコミに関していえば
ダメンフィスという男は類を見ないセンスを兼ね備えていると思う。

別のゲームでも私が自分のエアガン試射してたらいきなり「撃ってみませんか?」と
エアガンをずいと渡されて躊躇しながら撃たされるという事例があったときも、
一部始終を目の当たりにしてたダメンフィスが後日、

「あれはモテないねぇ、きっと」とつぶやいていて本当におもしろかった。

しびれるっていうのはこういうことをいうんだろう。
人が試射して調整しているのを目の当たりにしながら、
それを中断させてまで自分の欲を満たしたいんだからそりゃそうなるわ。
まぁかわいいというかまだ笑える話ですけどねこんなんは。

たしかにサバゲーというのは日常に溶け込んでいる「静かな変人」の
スイッチをオンにする条件をなんとなくそれとなく満たしている。
無自覚な「偏執的主観が成立してもいい・許されてもいいという偏執的主観」が生まれやすい。

サンゴ礁の周りで豊かな生態系が広がるような場所というと聞こえはいいが、
ぶっちゃけ何一つ共存も共有もしていないのが事実でありまして、
人間が唯一持てる自我というもんが薄氷一枚の足場にお互いになんとか乗りあっているような
場所といったほうが近いかもしれない。だからこそ不文律の枠を超えた人間性の異質感が際立つ。

なんかねぇ、こういう事例に出くわすたびにそれはそれで醍醐味かなって思う反面、
中学校の演劇部で「演技の良し悪しじゃなくてふっきれたもん勝ち」っていう15人に1人にいそうな
部員を思い出したりして若干凹んだりするんですよ。こういうのは、大なり小なりみんなあるよなって。
勿論私だってあなただって兼ね備えてるんです。

おもろうて、やがて哀し ってやつですわ。  


Posted by ダブルジェイ at 03:24Comments(2)

2013年04月08日

イングヴェイ・マルムスティーン

ダメンフィス曰く、

「今まで見た中で一番強烈だったのは、自分のチームの負けが込んできてイラついていたのか、
己のメインウェポンの電動ガンをテーブルに「ガシャんっ!」とブン投げるっていう光景でした。」

私が今までで一番すごいなぁと思ったのは

「いつ熱暴走するかわからないFETをぶっつんだハイサイクルミニミを
 BOXマガジン挿しっぱでガンラックに『立てかけてた』っていう光景」

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立て板にミニミ…

ミニミのバイポッドを何故かつかわずに、
不安定に立てかけてて周りの不安を煽る行為。
-------------------------------------------------------------

もうわざとやってんだろソレっていうぐらいのインパクトだったんですが、
よく見たら固定ストック仕様だったのでバッテリー抜くとき六角レンチ使って
2本のネジを抜かなきゃいけないという。ほんとおっかねぇな。
6~7キロの金属の塊がぶっ倒れたら大変なことになるぞ。


久しぶりにクリンコフを整備。

3~4ヶ月ぶりに試射したんですがリポバッテリーの割りに動きがモッサリしてんなぁと。
メカボ開けたのも遠い昔なのでシムとか無茶苦茶なんだろうなと思い決行。

EG-1000に加速シリンダーでこのモッサリはないだろうよと思っていたら
案の定シムがキツキツでしたわ。はーがんばりますわ。
久しぶりにver3メカボを触りましたがやっぱりモーターハウジング直付けで
テストドライブできるのは楽ですね。シム調整もさくっと終わり、
少し焼けてたスイッチ接点を磨き、接点グリスを塗って終了。

かと思いきやフレームに組んでみるとセレクターでのセミ・フル切り替えが曖昧。
AKの類はこれがあるんですわ。組むたびにこの現象が起きて、都度組み込み直して
解消してたんですが理由がよくわからなかったんですよ。

流石にその場しのぎの対症療法(しかもたまたまだったりする)じゃいかんなぁと思いまして
観察してみると、セレクターギアの噛み合わせの問題ではなくセレクタープレート自体の動きが
阻害されている様子。メカボ単体でテストドライブしてみるとセミ・フルの切り替えは問題ないわけ
ですからフレームに組み込むときにセレクタープレートがどこかに干渉し、必要なストロークが確保
できてないんだろうなと。

原因は配線。

AKフレームは基本的にタイトなので、それに這うように配線を
逃してやらなければいけないんですが、まさかそれが原因だとは思ってもみなかったわけでした。
後方配線だと必然的にセレクタープレート付近に配線がくるのですが、うまいこと逃してやらないと
テンションがかかってプレートの動きに干渉してしまうという。はーがんばりますわ。

なんでわかったかというと配線みてたら該当箇所と思われる付近の被服が凸凹してましてね。
あぁこれはなんか当たってんだなと思って逆算したらセレクタープレートだったという。

メカがキチンと動くにはいろんなの積み重なりの結果なわけでして、
トラブル時の解決方法というやつは本人の「違う思い込み」で答えになかなか
導いてくれないのはまぁよくある話でございます。

まぁうまいこと配線逃がしてやったらキチンと動くようになったのでよかったなぁと。

トリガーロック。

久しぶりにクリンコフをセミで試射しましたがM16A2とかHK416に比べて
トリガーロック発生の頻度が気になりまして。フルに切り替えれば問題ないんですけど
対症療法ではいかんと原因を探ろうとしてもいまいちわからなくて今回はパス。
どの機種にもトリガーロックはおこりうるわけですが、頻度に関していえばver2とver3だと
トリガー周りの構成が違うのでその違いもあるんじゃないかなぁと。
たしかver3のトリガーはトリガーにもう一つパーツ被せてる分ややこしくなってそうですし。

逆にいえば、P90とか旧ステアーとかトリガーストロークでセミ・フル切り替えを
行う銃なんかはこの現象はけっこう痛いんじゃないかと。

なんだろうなぁ、なんだろうなぁ、原因がわからないのは気持ちわるいなぁ。  


Posted by ダブルジェイ at 02:42Comments(5)

2013年04月04日

デュースだよデュースだよ

ハヤカワ文庫「咎人の星」が散々なレビューで、逆に興味が沸いて手に取ったわけですが、
なんともいえない気持ちのまま読み終えたところでございます。
ライトノベルともジュブナイルとも違うわけでして、確かに人を選ぶんですが、
色んなものをかなぐり捨てて、なりふり構わず筆者の好きなものを
全部ぶち込んだという意味ではある種の潔さは感じたわけで。反語的讃辞ですけども。
とりあえずハヤカワの中でも異質の類に入るんじゃないかと。

内容はとりあえずさておき、後半において小説家になった主人公を介して、
作者のメタ化と思われる文章がありまして「あぁなるほどな」と思うところがありました。

「70年代の終わりに流行った乙女ちっく路線は、90年代の終わりには
 少女たちから見捨てられ(中略)<萌え>という形で最適化された男性向けの
 少女文化が完成された以上、 引用元-----原型はむしろ、忘却される必要があったのです。」

道理でサバゲー要素と「萌え」要素の喰い合わせが悪いわけであります。納得
昨今、メディアミックスが盛んなサバゲーではありますが、なんといいますか
無理くり感が先行して「なんでサバゲーと絡めたの?」というものがやたらと
目に付きまして(自戒の念も込めて)

桶狭間程の奇を衒うのは相当に難しいぞと。
奇襲の対は綿密な計算なわけでして(綿密な奇襲もあるけど)、
こんだけ氾濫した状態ならもう丁寧に深く掘り下げてくしかないと思うんですが
特にあの手のジャンルはフットワークの軽さに重きを置かれますから、
そういう意味でも食い合わせが悪いとも思うわけです。

無論、サバゲー人口の分布においても同じことがいえるわけで、
喰い合わせが悪いままサバゲーフィールドという一つの釜にブチ込まれるわけですから
どうしても「お互いのクセ」が強すぎて「お互いの臭みが消えない」というありがちな
景観にでくわすわけですな。お互い目に見えてわかる状態だとなお更に。

ふと冷静になると「あぁなんかこの集まりが成り立ってんのもすごいな」って。

同属嫌悪

よくお互いの立場で「あっち側」「こっち側」なんて話を耳にするたびに思うんですが、
線引きして自分の特異性を主張したがるのがオタクの本質的な傾向なわけでして、
自分と思考が違うからって、からかい半分で出る杭をすぐ打つようなこともどうかなって。
源流は大して変わんないよってことを自覚したほうが多分生産的だと思います。

「目につく形」での表現方法が少なからず両者に共通してるわけですから、
共存するのがもともと無理な話なわけで、立場をわきまえてゾーニングするのが
一番望ましいと思いますがいろんな人が一つの囲いの中にいるという
独特の競技性もまたそれはそれで味わいの一つなのかなって。

今のところMPC代表マッドポリス氏が如月千早の格好してゲームするように
池波正太郎風にいえば「無残な仕掛けをくわえている」わけですが、
もしそうなったとしたら流石に「独りぼっちは、寂しいもんな」というわけで
「だとすれば僕も音無小鳥さんの格好をして受付にいなければいけないなぁ」と
ぼんやり自分自身を追い詰めていたら、桜もだいぶ散ってしまいました。  


Posted by ダブルジェイ at 22:33Comments(2)

2013年04月03日

真性のエレクチオン


画像はEG-30000をバラしたところ。

まさかモーターを分解することになるとは。
遡ること二日前、国語の先生の過去記事で「モーター慣らし」に触れていたのを思い出し、
自分でもモーター慣らし用の電池ボックス用意しようかなと。
預かり品のG3SASのEG-30000が通電しないので、
来るべき新品モーター用に準備したわけですな。

でまぁ冗談で、死んだEG-30000モーターに繋いだところ普通に回ったという。
こいつ動くぞ!とヒョイと摘まんで観察すると本体の角度によっては止まったり、また動いたり。
うんともすんとも言わなくなったと思ってピニオンつっつくと勢いづいてまわったりとか。不安定

でまぁ別件で電話してた理科の先生に話ついでに聞いてみたら
「コミュが焼けてんじゃないか」とか「カーボンのカスが溜まってんじゃないか」とか。なるほど

余談ですが、以前 理科の先生に「ヒシチューブの艶消しと艶ありってなんか違うの?」って
聞いたとき「艶消し使った方がプロっぽい」とか斜め上の回答がきたことがありまして。
聞いといてなんだけど、お前は何を言っているんだと。

だもんで、新品モーターもいい値段するし、手入れすればまだ使える可能性があるならばと
ダメ元で分解・清掃を行なってみました。同じような症状の先駆者様がいて
分解・清掃のフローがネットに上がってたのも幸いでした。


焼けたコミュテーター。まじまじと見たのはこれが初めて。
そんなわけで比較のしようがないのでこれがどの程度なのかわかりかねますが、
とりあえず磨けばいいのかなと。ドリルチャックにセットして回転研磨
(1000番のサンドペーパー使用)

均一且つ研磨し過ぎないよう注意しながら10秒ほど回すとつるつるぴかぴか。
作業的にはガラス工場でコップのフチを研磨する工程みたいな、そういうの嫌いじゃない。

エンドベルもえらい汚れだったので清掃。ブラシはそのまま(さすがにブラシの在庫はない)
いやでも、あの汚れっぷりならそらモーターも不安定になりますわ。
恋する妹はせつなくてお兄ちゃんを想うとすぐHしちゃうぐらい不安定になりますわ。


組み立て直して恐る恐る繋ぐとモーターは元気よく回るではないか!ヤッター!
不安定だったのが嘘のようである。あーよかったよかった。
自分のエアガンだったらこんなことしないで即交換してただろうなぁ多分(ここ大事)

  


Posted by ダブルジェイ at 01:35Comments(6)