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Posted by ミリタリーブログ at

2013年04月04日

デュースだよデュースだよ

ハヤカワ文庫「咎人の星」が散々なレビューで、逆に興味が沸いて手に取ったわけですが、
なんともいえない気持ちのまま読み終えたところでございます。
ライトノベルともジュブナイルとも違うわけでして、確かに人を選ぶんですが、
色んなものをかなぐり捨てて、なりふり構わず筆者の好きなものを
全部ぶち込んだという意味ではある種の潔さは感じたわけで。反語的讃辞ですけども。
とりあえずハヤカワの中でも異質の類に入るんじゃないかと。

内容はとりあえずさておき、後半において小説家になった主人公を介して、
作者のメタ化と思われる文章がありまして「あぁなるほどな」と思うところがありました。

「70年代の終わりに流行った乙女ちっく路線は、90年代の終わりには
 少女たちから見捨てられ(中略)<萌え>という形で最適化された男性向けの
 少女文化が完成された以上、 引用元-----原型はむしろ、忘却される必要があったのです。」

道理でサバゲー要素と「萌え」要素の喰い合わせが悪いわけであります。納得
昨今、メディアミックスが盛んなサバゲーではありますが、なんといいますか
無理くり感が先行して「なんでサバゲーと絡めたの?」というものがやたらと
目に付きまして(自戒の念も込めて)

桶狭間程の奇を衒うのは相当に難しいぞと。
奇襲の対は綿密な計算なわけでして(綿密な奇襲もあるけど)、
こんだけ氾濫した状態ならもう丁寧に深く掘り下げてくしかないと思うんですが
特にあの手のジャンルはフットワークの軽さに重きを置かれますから、
そういう意味でも食い合わせが悪いとも思うわけです。

無論、サバゲー人口の分布においても同じことがいえるわけで、
喰い合わせが悪いままサバゲーフィールドという一つの釜にブチ込まれるわけですから
どうしても「お互いのクセ」が強すぎて「お互いの臭みが消えない」というありがちな
景観にでくわすわけですな。お互い目に見えてわかる状態だとなお更に。

ふと冷静になると「あぁなんかこの集まりが成り立ってんのもすごいな」って。

同属嫌悪

よくお互いの立場で「あっち側」「こっち側」なんて話を耳にするたびに思うんですが、
線引きして自分の特異性を主張したがるのがオタクの本質的な傾向なわけでして、
自分と思考が違うからって、からかい半分で出る杭をすぐ打つようなこともどうかなって。
源流は大して変わんないよってことを自覚したほうが多分生産的だと思います。

「目につく形」での表現方法が少なからず両者に共通してるわけですから、
共存するのがもともと無理な話なわけで、立場をわきまえてゾーニングするのが
一番望ましいと思いますがいろんな人が一つの囲いの中にいるという
独特の競技性もまたそれはそれで味わいの一つなのかなって。

今のところMPC代表マッドポリス氏が如月千早の格好してゲームするように
池波正太郎風にいえば「無残な仕掛けをくわえている」わけですが、
もしそうなったとしたら流石に「独りぼっちは、寂しいもんな」というわけで
「だとすれば僕も音無小鳥さんの格好をして受付にいなければいけないなぁ」と
ぼんやり自分自身を追い詰めていたら、桜もだいぶ散ってしまいました。  


Posted by ダブルジェイ at 22:33Comments(2)