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Posted by ミリタリーブログ at

2012年12月02日

十兵衛軍曹の極太射程♂#20




先日、とあるゲームのお誘いを受けた。

そのフィールドは、屋外フィールドでありながら、バリケやコンテナが主体で、
草木が存在しない、いわゆるCQBフィールドなのだが、
当然いつも愛用しているギリースーツは、今回全く意味を成さない。

そこで情報収集の為、ネットでフィールドの写真を、閲覧していると、
M奴隷歴5年のキャリアを持つ男「トミー伍長」が、私に電話をしてきて、こう言った。


ト「状況を考えると、A-TACS迷彩が必要だと判断しまして、
       昨日ファントムで、実物を一式買ってきちゃいました!」

十「え~?(ー ー;) お前・・・アレ買ったの?」


極太話・その20

「装備が実物か?より、体脂肪の方が問題だろ?」



A-TACS。実にいい迷彩服だと思う。

土、ガレキ、岩場の背景に溶け込みやすく、森林においても、木の幹に似た色合いが、
そこそこの迷彩効果を発揮してくれる。

ただし、私はこの素晴らしい迷彩服を、だいぶ前から、こんなアダ名で呼んでいた。


『デブ迷彩』


忍者に例えるなら「土とんの術」のイメージが浮かびやすい程の、ガマガエル系の配色。
しかも、どういうワケか、この迷彩服を着ているゲーマーで、
私は今まで、腹の出ていないユーザーに、会った事が一度もない。

もちろん、それはAーTACSだけに限らず、マルチカムも、陸自迷彩も同様で、
タクティカルベストの横ひもが、脇肉に喰い込んで、中華街のチャーシューみたいになっている人を、
これまでに何度も見た事があるのだけれど、なぜかA-TACSに関してだけは、
そのテのタイプが、ぶっちぎりで多い!

装備品も、それ自体がアーマーなのか?補正下着なのか?
いまいち判断に迷う程の着られっぷり。

これぞ!迷彩服界のピンクハウス!!

それが私の視点で見た『A-TACS迷彩』のイメージである。
(※あくまで軍曹の個人的な感想です)

とはいえ、別に悪いのは、服ではない。

そもそも迷彩服自体が、ボンヤリした視認性を与える目的で作られているのだから、
多少は人物の大きさが幅広く見えても、それは不可抗力で・・・。

などと、無理して優しいフォローを入れてはみたが、いくら何でも、んなワケあるか!!
視覚効果にだって限度があるんだよ!!この「とっとこ生ハム野郎!!」

んで、結局のところ、私とトミーが、その件について議論してみたところ・・・。

「世の中にいる富裕層の方々は、仕事が忙しすぎて、運動するヒマも余裕もない。
でも、稼ぎは良いので、市場に出たばかりの、高額な実物迷彩服を、いち早くゲットする事ができる」
という結論に、どうにか至った。

100%推測なのだが、理屈は通っている気がする。

でも、いま一つ納得いかないのは「運動するヒマがない」ってのは明らかにウソでしょ?

腕立てを1分、腹筋を1分、背筋を1分、合計3分。
あとは、8分くらいで1マイル走れば、トレーニングなんて15分で済むはずなんだから。

要はやる気の問題でしょ?

それを仕事のせいにして、忙しさをアピールするのは勝手だけど、ラード漬けのプリン体が、
何を言ったところで、そんな戯言は、言い訳にしか聞こえないのですよ。

文句が言いたいなら、まずは軽く2キロほど走ってきて下さい。


「ロッキー3」で、アポロ・クリードは言う。

「昔のお前は、虎の眼をしていた!」

主題歌にもなった、名セリフ「アイ・オブ・ザ・タイガー!!」である。

振り返って、今の自分を見て欲しい。

今の自分は、戦う「虎」なのか?

それとも牧歌的な「家畜」なのか?

よく考えてみろ。

肥えた家畜が、最新の装備と武器を持って、虎のフリを気取っているだけなんじゃないのか?

自分が仲間に信頼されていると、本気で思えるか?

他の人が、もし自分の武器を使ったら、戦果は2倍になるかもしれない。

素晴らしい道具の恩恵に、あやかっているだけの、
生ぬるい自分の姿を、遠くから見つめた事はあるか?


私はある。


でも、はっきり言って、これを認めるのは、死ぬ程恥ずかしい!!
そのうえ、カッコ悪くて、自分で自分が情けなくなる!!

だが、見て見ぬフリをして、楽な言い訳を選択してしまえば、
そいつは一生「虎の眼」には辿り着けない。

こんな事を言うと
「俺はただ、実物装備をファッションとして、身に着けるのが、好きなだけだから関係ない」と、
野獣の皮をかぶっているだけの包茎発言を、平然と口にする、しょっぱい輩も現れる。

私が想像する、2番目に軽薄で陳腐な、逃走用のコメントだ。

ならば聞こう。

場所は秋葉原。

そこにメタボリックな女性が、涼宮ハルヒのコスプレで、
街を歩いている姿を、キミが目撃したとする。

キミの中で、それは「あり」なのか?

メタボなマチルダさん。
メタボなシェリルとランカ。
メタボな峰不二子。
例えの内容なんか、この際どうでもいい。

ちなみに顔は、スーザン・ボイルに似ている。

それをキミは、黙って見過ごせるか!?


メタボなソリッド・スネーク。
メタボなLAPD・スワット。
メタボなネイビー・シールズ。

さっきの例と何が違う!?


モヤシ野郎の海兵隊員。
モヤシ野郎の空挺レンジャー。
モヤシ野郎のデルタフォース。

何かを冒涜された気分には、ならないか?

それを「このカッコが好きなんですよ ( ̄▽ ̄) あははは」で済まされる問題だと?

てめぇ本気で思ってんのか!?

思えるようなら、この際ハルヒは見逃してやれ。


何かをリスペクトして、外見だけでも近付こうとする行為や気持ちは、
とても素敵な事だ。それはいい!!

だが、その際には対象に愛情を持っている「そのスジの方々」を怒らせない程度に、
もう少し中身の方にも気を使えよ!この野郎!!と「ハリウッド版・ドラゴンボール」の例は、
配慮の欠如による、クオリティのだらしなさを、我々日本人に教えてくれている。

私が言いたいのは、そういう事だ。

余談だが、最近はA-TACSにも、FGとかいうグリーンのバージョンが、存在するらしい。

私の考えが正しければ、その迷彩服は間違いなく、
2013年の「デブ・オブ・ザ・イヤー」のNo.1迷彩に輝くであろう。

この予想を、当てるも外すも、最終的には購入者側の、美意識の問題なのだけれど、
ミリタリーの世界にだって、それを身に着ける為の自己鍛練とか気遣いが、
マナーとして少しくらいはあっても、いいんじゃないだろうか?

女の子だって、ビキニを着る為に、ダイエットするんだから、
男がサボっていい理由など、どこにも無いはずなのだ!!

そんな気がするんですよね・・・。  


Posted by ダブルジェイ at 16:48極太射程♂