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Posted by ミリタリーブログ at

2012年06月04日

十兵衛軍曹の極太射程♂#18




先日、こんな質問を頂きました。


Q「軍曹のコラムは下ネタばかりで、ミリタリーの主旨から大きく外れていると思うのですが?」


十「なるほど・・・・。ではエロ話をしない軍隊が、世界のどこにあるのか私に教えて下さい」


Q「あ!それもそうですね!」


試合終了~~~~!!!



極太話・その18

「40歳の私&18歳のオレ」



私とマツコ・デラックスには「男性」というワード以外に、もう1つ共通点がある。
それは、今年で40歳になってしまうという事だ。

既に40周年アニバーサリーを迎えた人には、今回の話は関係ないのかもしれないが、

この「40歳」という数字。

我々の世代にとって、それは『マカロニほうれん荘』の、
きんどーちゃんの年齢であり、もっと言うならバカボンパパの1コ下。

更に、これを『松田優作』という単位に換算すると、それはまぎれもない、
死亡フラグであり、大の松田優作ファンである私やダメンフィスは、
西多摩霊園の墓石に刻まれた「無」という文字を連想しては、
この40歳へのカウントダウンを、絞首刑の13階段のように恐れている。

さて、運命のカウントダウンまで、あと半年を切った、現在39歳の私。

身体能力とかはどうなの?といえば、腕立て伏せは1分間に55回。
100メートルを14秒で走り、肉眼で50ヤード先の車のナンバーを読み取る事が出来る。

ふむ、軍人としては大した事ないが、民間人としては十分じゃないか?
大丈夫だよオレ(´д`)=☆

と言いたいところなのだが、こんなデータをネットに発表して、
どこかで小さく「すご~い」とか思われようとしているセンスが、もう既に「みっともない奴」なのであり、
考え方が姑息な上に、男気もショボい。

はっきり言おう・・・・私は最低だ。


「40歳」


なんぼ福山雅治が今年で43歳だから、とか言われても、それはソレ。
世間で40歳は立派な「オッサン」である。

女子が「オバサン」になる事に対して、不安を感じる理由の大半が
「容姿の衰え」に関する事だと思うのだが、男の場合は内容が少し違う。

確かに男も、頭はハゲるし、口臭もキツくなるし、パイ毛は濃くなって、
チン毛には白髪がほんのり混ざってくるかもしれない。

だが、それ以上に男が「オッサン」になる事を恐れる理由が1つ。

それは『そこらへんの終わっている人』というカテゴリに、自分が放り込まれてしまう恐怖である。


『終わってる感じ』


こうやって文字にするだけでも、改めて人の気持ちを暗くさせるパンチ力。

もし合コンの席で、テーブル正面の女子から、
こんな第一印象を告げられたとしたらアンタどーする?

私なら、その場で手榴弾のピンを抜き、口にくわえて5秒でこの世にオサラバするだろう。

確かに私が18歳のとき「40歳」は、遥か向こうの1000ヤード標的も同然であったし、
少なからず私自身も、その数字に「枯れた大人」のイメージを持っていた。

当時、私が二等陸士(童貞)だった頃。
私の中隊には、40歳前後の陸曹たちがたくさん居たのだが、彼らは酒を飲むと口を揃えて

「35を過ぎると、そんなにセックスもやらねぇ~からよぉ・・・・わかるか?」

なんて事をシレッと言っていた。

だから、当然そうなんだと思っていた。


だが、自分が実際にその歳になってみたら、どーよ!?

そんなの全くとんでもねぇ嘘っパチで!セックスは今の方が、断然伸び盛りだし、
オナ〇ーの回数だって、20代の頃からちっとも変わっていない。

いや!むしろ増えている。

ぶっちゃけ毎晩!肉バット片手にイチローばりの、自主トレ&素振りである。

今になって思えば、あの陸曹どもは、私に話すフリをしながら、
他の陸曹に「オレ昨日、全然勉強してねぇし!」的なフェイクを仕掛けていたのだろう・・・・。

本当は全員が、夜はバットびんびんのイチロー選手で、
毎晩官舎でホームランを打ちまくっていたクセに!

アイツら!バリバリの嘘つきやがって!畜生!騙された!

もし、読者の中に18歳の童貞クンがいるようなら、
この際なので、私が真実を伝えておきましょう。


①40になっても男はイチロー選手で、結婚しても普通に「自主トレ」はヤッている。

②4年制の大学を出た男女の9割が、在学中に3Pを経験している。

③ブスじゃないのに33歳前後で独身の女は、確実に不倫している。

④ア〇ル経験済みの女は、我々が考えている以上に、たくさん存在している。

・・・・本当は、まだまだあるのだが、ちょっとこれ以上はネットに書けん!

とにかく『現実の未来』というものは、18歳レベルの貧困な想像力を、
遥かに凌駕している上に、全くイメージ通りに事が進まない。

それは、昔マンガに出てきた腕時計型のテレビ電話が、
現実の世界では全然売れなかった事からも証明できる。

入隊当時の未来予想図だと、私は陸上自衛隊を50過ぎまで勤め上げ、
曹長ないし准尉あたりで、定年退官する予定だった。


ところが現実はどうだ?


今すぐタイムマシンで過去に戻って『18歳のオレ』を探し出し・・・・。

「40歳のオマエは『エロトランプマン』というコードネームで、世間からド変態として認知されている」

と真実を伝えたところで、ヤツはどう思う?

恐らく血に飢えた64式小銃で、頭をしこたま殴られた挙句、気が付いたら私、
東富士演習場に埋められておりました。というオチで、タイムトラベルは終了するだろう。

なにしろ「18歳のオレ」は、入隊して半年後に、
仮想敵国のソビエト連邦が崩壊する未来すら、全くわかっていないのだ。

とにかく読めんね・・・・未来ってヤツは。

そんなワケで、もうすぐ40歳になろうというのに、私は現段階で、
将来性というものが全く見い出せないでいる。

これでも「愛」とか「幸福」ってヤツを、少しは信じているのだけど、
もう誰かを幸せにする自信は、とっくの昔に消失しており、毎日が不完全燃焼の連続。


どこに居ても居心地が悪く、憤りと燻りがラザニアみたいに折り重なって、
気が付けば、街のいたる所に蹴りを入れようとしている、困った自分がいる。

自分が若造のときには

「あんな下らねぇオヤジにはなりたくねぇ!」とか
「アイツら、自分の弱さを酒でごまかしてるだけのクソだ!」とか言ってたクセに、
結局は今の自分だって、社会の底辺で悶々としているだけの、下等なクソ野郎に過ぎない。

刻々と近付いてくる「終わってる感じ」の足音。

「終わり」を意識すればする程に、焦燥感は募る。


とにかく何かが違う!


口では「もうオッサンだ」などと、白々しく負けたフリをしている連中だって、
心の中では絶対にそう思っていない事ぐらい、誰もがみんな知っている。

カッコ良く生きられないのは、自分が悪いのだけど、
不透明で不安な人生に、せめて自分の手で終止符を打ってやりたい。


なので今日から私は、もう一歩前へ出る為に、人生についてこう考える事にした。

『まだ始まっていない』

この40年間の私の人脈や体験の全ては、これから始まろうとしている
『とても楽しい何か』の下準備でしかなかった。

まだ「イベント」が始まっていないのだから、焦る必要なんて全くない。

今の私は、遠足のリュックに何を入れるかを悩んでいるだけで、
本当はまだバスにも乗っていないのだ。

バスに乗っていないのに、目的地に着いた気分になって、
勝手に帰りの事を心配しているだけ・・・・。


そう考えれば、少なくとも心は軽い。


もしかしたら、読者の中にはこんな考え方を

「ただの負け惜しみでしょ?」と批判する人がいるかもしれない。

えぇ・・・・まぁそう言われたら、その通りなんですよ。

でも、そんな風に強気な発言が出来るアンタはたぶん、
今そこそこ満たされている人なんだと思う。

だが、物事に「永遠」なんてものは存在しない。
あるのは「一瞬」のタイミングだけで、全てはその中にのみ集中している。

ある日突然、充実していた日々が破綻して、失意のどん底に頭を打ち付けたアンタが、
地面に座り込んでポツリと一言

「終ったな・・・・」とつぶやいた時。

たぶん、私の言った事の意味が、わかるのだと思う。
  


Posted by ダブルジェイ at 01:28極太射程♂